ランドクルーザー80売却のツボ

更新日:2018年6月1日

「ランドクルーザー80」平成元年発売開始〜1995年(平成7年)発売開始

 

 

売却・下取り相場は?
・買取相場(予想)10万円〜80万円
・下取り相場(予想)10万円〜50万円

※あくまでこの相場は予想であり中古車の状態で買取額は大きく変化するので参考程度にしてください。

 

相場の一言メモ!⇒まだまだ人気は衰えずだが、状態の悪いものは×
20年以上前の車だがまだまだ人気がある車で得にディーゼル車は高値になりやすい。ガソリン車はそれほど期待しないほうがいいかもしれない。

 

@自分の車を知らずして高く売ることはできない・・・ランドクルーザー80ってどんな車?

国産自動車の中でクロスカントリー4WDモデルとして一目置かれているモデルがランドクルーザーです。
ランドクルーザーは当初は陸上自衛隊の前身である警察予備隊に納入するためのトライアルモデルとして作られたのが始まりで、そのトライアルで三菱ジープに敗れたことから一転して市販車として販売されるようになりました。

 

このモデルは最近のクロスオーバーSUV・SUVブームによって「SUV」として販売されるようになりましたが、このモデルはSUVではなく、クロスカントリー4WDモデルです。
SUVとクロスカントリー4WDモデルはラダーフレーム、優れた悪路走破性と積載量をもたらすといった構造的な部分はかなり似たものを持っていますが、作られた目的と使われ方、性能が全く違うものでこれを同じ車としてみるのには無理があります。

 

SUVはスポーツ・ユーティリティ・ヴィークルの略でもともとはアメリカ人がサーフィンやスキューバダイビング、キャンプ、登山、ウィンタースポーツといった荷物が多くなるアウトドアスポーツに出かけるために、アメリカの若年層に人気のあるピックアップトラックを使い始めたことに端を発します。
ピックアップトラックは日本でいうところの商用小型トラックとなりますが、日本のように商用モデルと乗用モデルを明確に使い分けるといったことをアメリカであまり行わないことから若年層が遊び用の車として、マイカーとしてピックアップトラックを乗り回すといった文化があったのです。
現在の日本に例えると若年層がワゴンRとかムーヴといった軽自動車を乗り回すのと同じ感覚といえばわかりやすいでしょう。
ピックアップトラックはトラックですから大きな荷台を持ち、丈夫なラダーフレームで作られている、パートタイム4WDモデルも用意されていることから、荷物が多くなり、山岳地帯や海岸地帯によくありがちな砂や泥のある未舗装路や深い雪道を走ることが多いアウトドアスポーツへの往復に適したわけです。
それがいつしかアウトドアスポーツに行くにはピックアップトラックがいいということになり、更に往復の移動の時の快適性を求めて、乗用車の装備などを付け加えた「半分ピックアップトラック、半分乗用モデル」といった車を作るようになり、それが大ヒットしたことからそれらのものをSUVと呼ぶようになりました。
そしてベースとなるピックアップトラックがラダーフレーム・悪路走破性・積載能力といった3つの要素を持っていたためそれがSUVの定義になったわけです。

 

一方、ランドクルーザーのようなクロスカントリー4WDモデルは同じラダーフレーム・悪路走破性・積載能力という3つの要素を持ちますが、こちらは必要に駆られてとかベースモデルがどうだったからということでなく、最初からオフロードを走るためにどういった構造を持っていたらいいのか、ランドクルーザーにだけ限って言えば道の悪い戦地で使われることを想定してオフロードでもオンロードでもどこでもガンガン走れるような車を作るにはどういった作りにしたらいいんかということから作られたものです。
オフロードをガンガン走るためには剛性や強度の高いラダーフレームがいいですし、道が悪く滑りやすいところを走るにはロードクリアランスをたっぷり取り、サスペンションストロークや強度の高いリジットサスペンション、トラクション性能の高いパートタイム4WDが必要です。

 

これがちょうどSUVの定義とするところに近いことからSUVとクロスカントリー4WDは同じものと見られる傾向が強くなってしまい、現在ではランドクルーザーを生産販売するですら販売戦略上、特異な車となるクロスカントリー4WDとして売るのではなく、クロスオーバーSUVブームがある中で「SUV」という言葉になじんできたことからクロスカントリー4WDの代表的なモデルであるランドクルーザーにおいてもSUVとして販売するようになってしまいました。

 

今ではクロスカントリー4WDとSUVだけでなく、SUVのモノコックボディバージョンであり、既存車種をうまく利用してコストをあまりかけないで作ることができるクロスオーバーSUVまで同じジャンルの車として「SUV」という一言で片づけてしまうようになってしまいました。
こういったことは自動車文化の進化に消費者が追いついていないことによって起こるのですが、ただSUVとクロスカントリー4WDの関係性については、7代目モデルとなるランドクルーザー80系の車の作り方や売り方が大きく影響しているものと思われます。

 

ランドクルーザー80系は1989年に発売されたモデルですが、その前のモデルとなるランドクルーザー70系まではランドクルーザーといえば、それこそ降雪地域に住む方や山に住む方、山岳地域での業務につく方、スキーが好きな方、オフロード素行マニアといった、一般的な用途ではなく特殊な環境にいる方、特殊な趣向性を持つ方だけに好まれる特別な車として存在していました。

 

しかしちょうどランドクルーザー70系が発売されている時に三菱からパジェロという同じようなクロスカントリー4WDが発売されたのです。
このモデルはランドクルーザーと同じようにラダーフレームやパートタイム4WDシステムを備えたオフロードを走るための車として作られていたモデルだったのですが、1つだけランドクルーザーとは違う部分がありました。
それがキャビン内での居住性です。

 

ランドクルーザー70系はバリバリのオフロードマシンで、オフロードを走るための装備以外の余計なものをそぎ落とされたようなストイックな性質を持つモデルで、インテリアなど武骨で鉄板むき出しの部分があったりと、オフロードマシンとしてはそれはそれで十分なのですが、世の中がもっと上質で居住性の優れたモデルを求めるようになったのです。
そのきっかけになったのが、後のバブル景気に繋がる好景気とパジェロの発売でした。
当時はウィンタースポーツやキャンプなどといったアウトドアスポーツに興味を持つようになるほど経済的に余裕を持つ方が多くなり、通常のセダンモデルとは別に遊びのためのセカンドカーを持つ人や日常的に付かう車を遊び車と兼用にする方が多くなってきた時代で、ランドクルーザーのようなある意味で非現実的で、性能をフルに発揮することができることなど年に数回しかない車でも遊びを優先にすることで好まれるようになったのです。
そうなるとどうしても乗用車としてのコンフォータブルな性質も求められるため、そういったことを見抜いていた三菱はパジェロに乗用車としての「質」というものを与えて販売し、それが大ヒットにつながったのです。

 

それを見ていたも黙っちゃいられないということでパジェロに対抗すべく乗用車的なランドクルーザーを作りました。
それがライト系と呼ばれる、後のランドクルーザー・プラドです。
ライト系はボディ形状こそランドクルーザー70系ですが中身はSUVという言葉がなかった時に4WDトラックなどと呼ばれていて大ヒットしていたハイラックスサーフのものが使われていて、インテリアや装備などもパジェロに負けないぐらい乗用車化されていました。
このモデルはのちにクロスカントリー4WDのランドクルーザーとは別にランドクルーザー・プラドと呼ばれるSUVとして独自の路線を進んでいくことになったのですが、どんどん景気がよくなり、クロスカントリー4WDのランドクルーザーにも乗用車化を求める声が大きくなったことで、ランドクルーザーも軟弱化が進んで行ったのです。

 

そこで作られたのがランドクルーザー80系です。
ランドクルーザー80系では、ラダーフレームにパートタイム4WDというクロスカントリー4WDらしい部分はそのままでしたが、インテリアや装備の質の向上以外にも乗り心地の向上のためにサスペンションが前後ともコイルスプリング式となり、4WDシステムもパートタイム4WDだけでなくワゴンモデルはデフロック機能付のセンターデフを持つフルタイム4WDとなってしまいました。
このモデルになったことでランドクルーザーは硬派なクロスカントリー4WDから若干SUVよりの軟弱路線をたどるようになり、ここからクロスカントリー4WDとSUVの差別化があいまいになっていったわけです。

 

ランドクルーザーファンの中では、このランドクルーザー80系をランドクルーザーとして見ないというシビアな傾向もあります。
「オフロードマシンとしてのランドクルーザーは70系までそれ以降はSUVとして見るべきだ」
確かにそうかもしれません、ランドクルーザーという車の根本を変えてまでも、消費者の需要に合わせた車を作り、販売台数を伸ばそうとする、当時のはよくこういった売り方をしてその車のコアなファンを手放すことをよく行っていたことを思い出します。

 

ランドクルーザー80系のモデル構成は当時の車らしく、乗用モデルのワゴンモデルと商用モデルのバンモデルがありました。
ワゴンモデルには4リッター直列6気筒OHVエンジンの3F-E型エンジンに4速オートマチックトランスミッションとフルタイム4WDシステムの組み合わせが採用されていて、装備違いのグレードがとしてVXグレードと上級グレードとなるVXリミテッドグレードがありました。
バンモデルには、4.2リッター直列6気筒ディーゼルエンジンの1HZ型エンジンと4.2リッター直列6気筒ターボディーゼルエンジンの1HD-T型エンジンの2種類が用意され、それに5速マニュアルトランスミッションか4速オートマチックトランスミッションの選択肢と5速マニュアルトランスミッションモデルではフルタイム4WDシステムの他に先代モデルと同じタイプのパートタイム4WDが選ぶことができます。
グレード構成はスタンダードグレード、GXグレード、VXグレード、VXリミテッドグレードが用意されていました。

 

当時は乗用車の代わりとして買われることが多かったのでワゴンモデルのVXグレードやVXリミテッドグレードがよく売れていましたが、ワゴンモデルは全てオートマチックトランスミッションにフルタイム4WDの組み合わせとなってしまうため、マニュアルトランスミッションを求めたり、パートタイム4WDを求める方がバンのVXグレードやVXリミテッドグレードを選ぶこともあったようです。

 

Aランドクルーザー80の中古車市場での需要傾向

当時としては乗用車ライクのランドクルーザーとして大人気だったのですが、今となってはクロスカントリー4WDとしての性能が低いことが言われるようになっているため、このモデルははっきり言って人気はありません。
その最大の理由となるのが4WDシステムが変更されてしまったことです。

 

クロスカントリー4WDはオフロードを走るための車で、それを最優先に求めたつくりがされていなければなりません。
オフロードを走るための性能、悪路走破性の良し悪しを決めるのに重要なのが4WDシステムで、4輪駆動であれば何でもいいということではありません。

 

先代モデルとなる70系にはパートタイム4WDという4WDシステムが搭載されていました。
このシステムはトランスミッションから延びたプロペラシャフトがFRレイアウトのモデルのようにリヤデファレンシャルギヤに繋がるのではなく、その途中にあるトランスファーというギヤボックスに繋がるようになっています。
トランスファーはエンジンの動力を前後のタイヤの振り分けるもので基本をリヤ駆動として、トランスファーの操作によってフロント駆動をさせるかさせないかを選ぶことができるようになっています。
内部にはギヤ構造が入れられていて、2段変速となっていてトランスファーをローモードに入れることでより強いトラクションを得ることができるようになります。
トランスファーは基本的に動力をフロントタイヤに伝えるのか、カットするのかの切り替え機として機能するもので、4WD状態にした場合は物理的にトランスミッション以降のドライブトレーンがすべて直結状態となります。
それによって前後のタイヤも直結状態となることでかなり強いトラクションを得ることができるのですが、グリップの良い路面などでカーブを曲がる時など前後のタイヤで回転数が違う状態になるとその回転数の違いを緩衝することができなくなり、タイトブレーキング現象によって走ることができなくなってしまいます。
そうなった場合、トランスファーを一度2WD状態にすれば直りますので問題はないのですが、いちいち操作をしなればならないので4WD状態にするのはスリッピーな路面の時か完全なオフロード走行をする時だけに限られてしまいます。
ただ、ランドクルーザーはそういったところを走るための車ですのでオフロードを走る時の性能を追求していけばいいのですからパートタイム4WDが最適といえます。

 

一方、ランドクルーザー80系のワゴンモデルと一部のバンモデルにはフルタイム4WDが採用されています。
ランドクルーザー80系に採用されているフルタイム4WDシステムはデフロック機能付のセンターデフがトランスファー内部につけられているもので、トランスファーの切り替え機能はパートタイム4WDと同じように付けられていますが4WD状態にしたとしてもセンターデフが間に入っていることでパートタイム4WDで起こるタイトブレーキング現象が起こることなく、オンロードでもオフロードでも4WD状態のまま走ることができます。
しかし、前後が直結状態でないため前後どちらかのタイヤが空転してしまうともう一方のタイヤにトラクションがかからないといったデファレンシャルギヤ特有の症状にみまわれてしまうために4WD状態でもトラクションを一切得ることができなくなってしまいます。
一応、そういった時のためにセンターデフを直結状態にするデフロック機能というものが用意されていますが、その機能を使ったとしてもパートタイム4WDのトラクション性能を超えることはありません。
要するにフルタイム4WDシステムにしたことでトラクション性能が低下したということです。

 

フルタイム4WDシステムは道路状況に左右されずに使うことができるのでSUV的な使い方をするのには最適な4WDシステムですが、ランドクルーザー80系はSUVではなくクロスカントリー4WDですのでフルタイム4WDシステムでは役不足となります。
オフロード走行が好きな方や実際にオフロード走行を強いられるような方はそういったことを知っていますので、このランドクルーザー80系ではなく、リーフスプリングというメリットも持ったランドクルーザー70系を買うことが多くなります。

 

一方でクロスカントリー4WDとしてでなくSUVとして捉えてしまっている方ですがこちらはわざわざここまで古いランドクルーザー80系を買わなくてもSUVとして使うのであれば100系でもいいですし、ランドクルーザー・プラドでもいいわけです。

 

「帯に短し、タスキに長し」ではありませんが、「クロスカントリー4WDに短し、SUVに長し」といった感じの需要を持つのがこのランドクルーザー80系で、中古車市場において人気の高い車ではないということを理解しておきましょう。

Bランドクルーザー80の中古車市場での供給傾向

ランドクルーザー80系は1989年から1997年まで販売されたモデルです。
この時代はまさにバブル景気に沸いた時が含まれていますのでランドクルーザー80系のような実用的ではないいわゆる遊び車というものもバンバン売れていました。
中には企業などが事業税などの節税のために、使うあてもないのに「福利厚生費」とか無用の社用車としてランドクルーザー80系のような車を購入するところもあったぐらいです。
販売台数的にも現在の大衆車レベルの売り上げとなっていて、爆発的な大ヒットといっていいぐらいのものでしたが、その後のバブルの崩壊によって状況は一転、贅沢品、そして余計な経費が掛かることとなる車の売却が進むことになるのは必至で、その時代に購入されたランドクルーザー80系のほとんどは最初の車検を迎える前まで売却されて、中古車販売店に並ぶようになってしまいました。

 

新車販売台数が多いモデルはその後、数年を掛けてじんわりと中古車市場に入ってくるようになるものですが、このモデルはそういった経緯があったため、そのほとんどがバブルの崩壊と共に一気に売却されてしまったことで、ワンオーナーカーとしての中古車市場への供給はほとんどありません。
2オーナーカー以上のモデルにおいても年式的に古いですし、100系、200系といった後継モデルが出ている、そして何よりもクロスカントリー4WDとしての性能の低さがあるため、マニアなどからも受け入れられなかった結果、あまり残っていません。
当然ながら廃車される傾向が強くなるためこれから買取店などで売却され、中古車市場へ入ってくることは期待できませんので現状の供給量はほとんどないといえるでしょう。
ただ、残念ながら供給量が少ないからといっても需要があまりないことからそれが価値の向上に繋がる・・・ということにはなっていないようです。

Cランドクルーザー80の減額ポイント

ランドクルーザー80系はの車としてはとても珍しく非常に丈夫に作られています。
この辺が現在、人気となっている乗用車ベースで作られているクロスオーバーSUVと大きく違うところなのですが、道なき道を走るために作られたクロスカントリー4WDならではのものなのでしょう。

 

しかし、丈夫といってもそれは基本となるフレームやボディといったところだけですし、タフな走りにも十分耐えられるように作られているエンジンやトランスミッション、ドライブトレーン、サスペンションなどもさすがに生産終了から20年以上も経つとあちこちに不具合や故障などが起こるため、そういったところが買取店などでの査定に引っかかるようになります。

 

査定で注意深くみられるところの中で減額ポイントとなりやすいのがフロントアクスル周りです。
ランドクルーザー80系はクロスカントリー4WDらしく前後ともリジットサスペンションとなっていてオフロード走行において最高のパフォーマンスを発揮してくれます。

 

ランドクルーザー80系からリーフリジットからコイルスプリングを使ったリジットサスペンションに変更され、オフロード走行性能が若干低下していますがそれでもクロスカントリー4WDの足周り性能としては依然として高いものを持っています。
リジットサスペンションの良いところは構造が比較的単純であるため機械的な故障が少ないこと、構造的にサスペンションアームなどといった強度的に不安となるものが使われていないこと、サスペンションストロークを長く取れること、リジットサスペンションならではの高いトラクションを得ることができるといったものがあります。
中でもトラクション性能がの高さはオフロード走行においてかなり心強いもので、独立懸架式のサスペンションを持つSUVやクロスオーバーSUVなどではスタックしてしまうようなところでもリジットサスペンションをもつランドクルーザー80系はやすやすと走破してしまうことでしょう。

 

その反面、乗り心地が悪くなる、オンロードでの走行性能が悪くなるといったデメリットがありますが、クロスカントリー4WDモデルとして作られている車ですのでそういったことを求めること自体が間違いですし、それを理解したうえで使うことが当然のことですからこれをデメリットとして感じる方は選ぶ車を間違ったといっていいと思います。

 

この足周りはとにかく丈夫なつくりがされていますが構造自体がいくら丈夫なつくりとされていてもその周りには可動部分があり、その部分には機械的な摩耗が発生することが当然のごとくありますので、そういったところをきちんとメンテナンスしてあげなければ故障してしまうことになります。
特にフロントアクスルにはステアリング機構が付けられていて、タイヤを左右に動かす構造、タイヤが左右に動いても大丈夫な構造が取られているためどうしても故障やトラブルが起きやすくなります。

 

フロントアクスルにあるケーシングとハブの間にあるボールジョイント、この部分はステアリングホイールを回すたびにタイヤを左右に振るために動く部分ですので、グリスアップが必要ですが、メンテナンス性を上げるために後からグリスアップするようにはなっておらず、内部にグリスを充填させるようなつくりにされています。
当然のことながら内部のグリスがにじみ出てこないようにと可動部分にはゴムパッキンやブーツなどが付けられているのですが、ゴムという材質の性質上、経年劣化によって機能を失うことがあり、それによって内部のグリスがでてきてしまい、ボールジョイントの潤滑を行うことができなくなってしまいます。
この状態にすぐに気が付いて直せばそこから大きなトラブルに繋がるということはないのですが、気が付きにくい部分であるためどうしても放置されてしまう形になり、潤滑不良状態で無理やり動かされることからボールジョイントの異常摩耗を引き起こし、ガタの発生による異音やステアリング動作の不具合などが起こります。

 

この症状は実際に走ってみないとわからないもので、だいたいの場合は売買契約を締結した後に行われる再査定の走行テストで判明することになりますが、症状がかなりひどい場合では、ステアリングホイールを少しまわして据え切りをしただけでフロント周りから「ガコッ」といったような音が聞こえることで査定時に判明することもあります。
この部分はだいたい10万キロをこえたぐらいから不具合が起こることが多いので、ランドクルーザー80系のげんぞんするも出るのほとんどが何かしらのトラブルを抱えているといってよく、買取店側も承知の上ですのでこの部分を神経質といっていいほど細かくチェックすることになります。

 

それから同じく足回りですが、このモデルは車高を上げるためにサスペンションが交換されることが多いのですが、適度な車高アップであれば全く問題ないのですが、目立ちたいということで必要以上にサスペンションだけで車高アップさせてしまうとプロペラシャフトやステアリング周りに大きな負担を与えてしまい、ジョイント部などにガタが出てしまい、スムーズに走ることができなくなってしまいます。
ランドクルーザー80系ではこういった改造がされていることが多く、買取店側も知ってのことですので、例え査定の時にノーマル状態に戻されていたとしても、「無理な車高アップがされていたかもしれない」という目で見ることになります。
こういったところの不具合というのは実際に運転してみないとわからないことですので、この部分のトラブルで減額される時はだいたいの場合が再査定でということになり、売買契約書に記載されている金額よりも少ない金額が振り込まれることでわかるといった形になるでしょう。

 

それからランドクルーザー80系ぐらいの古いモデルとなるとちょっとしたトラブルでも大減額になる可能性があります。
その理由は部品供給が止まっているからです。
自動車のような工業製品は生産が終了してから最低でも5年間は補修部品を確保して、必要があればそれを供給しなければならないということが法律で定められています。

 

そのため、生産終了モデルでもまだそれほど年月が経っていないものであれば、簡単に部品を手に入れることができ、修理も難なく行うことができるのですが、1997年に生産終了となっているランドクルーザー80系では既に純正部品が通常のルートでは手に入らなくなっているのです。
ただ、市場に出回っている純正部品の在庫がディーラーや専門ショップなどにまだ残っている場合もありますし、社外品やリビルトパーツ、中古パーツなどが出回っているので部品が全く手に入らないということはありませんが、新品の純正部品が手に入りにくくなっていることは確実ですので、そういった面で故障を嫌う傾向が強くなっていて、修理費用が5000円もかからないような軽微な故障でも大減額されることがあります。

 

Dどこで売れば高く売れる?

200系や100系と言った比較的年式が新しいモデルであれば一般の買取店でもそこそこいい金額で買取ってくれますが、ランドクルーザー80系ともなると20年以上も前のモデルですし、70系のような人気があるわけではありませんので、買取店ではあまり高くはなりません。

 

ランドクルーザーですのでやはりクロスカントリー4WDモデルを扱う中古車販売店がいいでしょう。
ただ、店舗選びをする際に気を付けていただきたいのが中古車市場ではこのランドクルーザー80系を純粋なクロスカントリー4WDモデルとしてみない場合が多いという点です。
ランドクルーザーは初代モデルから現行モデルまでオフロードを走るための車、クロスカントリー4WDモデルとして作られているのですが、このランドクルーザー80系以降のモデルはどちらかというとSUVに近い扱いがされています。
純粋なクロスカントリー4WDと呼べるのは70系まででそれ以降のモデルはクロスカントリー4WDでありながら、SUVとして用いられることが多く、買う側もスキー用の車としてしか見ていませんので、中古車販売においてもクロスカントリー4WDモデルだけを扱っているオフロードマシン専門店とか4WDモデル専門店といったところより、クロスカントリー4WDモデルもSUVもクロスオーバーSUVもごっちゃにしているSUV専門店といったところで行われることが多く、需要も高くなることから、そういったところで売った方が高くなるようです。

 

素人目にはクロスカントリー4WDモデルを扱っているところとSUVも含めて扱っているところを見分けるのが難しいと思いますが、店舗にある展示場やWebページや雑誌などの掲載されている既に販売されている中古車を見ることで判断するといいでしょう。
ランドクルーザーやパジェロ、ジムニー、サファリなどしかないところはクロスカントリー4WDモデル専門店ですので、本来はランドクルーザー80系に向いている店舗なのですが用途的にランドクルーザー80系には合わない店舗ですので避けましょう。
同じランドクルーザー80系や100系、200系やランドクルーザー・プラド、FJクルーザー、クロスオーバーSUVなどが並んでいるところがSUVも扱っているところですのでそういったところがランドクルーザー80系にはあっていると思われ、そういったところで売却すればそれなりの金額になると思われます。

E実際の買取相場は?

ランドクルーザー80系は1989年から1997年に発売された車で2018年現在で20年以上も前の車です。
オフロードマニアの方などに好まれることはありますが、70系ほど人気はなく、オフロード走行性能もそれほど高くないことからオフロードマシンのランドクルーザー80系というよりはごく普通の20年前の車といった形で扱われます。

 

そのため中古車市場での価値はかなり低く、1989年式から1997年式全てにおいてどんな走行距離でも買取金額が50万円を超えることはありません。
ほとんどが10万円以下で、最終モデルとなる1997年式でやっと50万円に行くか行かないかといった程度です。

 

ちなみにモデル別に安い順から言うと、ワゴンモデル(4速オートマチックトランスミッション)、ワゴンモデル(5速マニュアルトランスミッション)、フルタイム4WDのバンモデル(4速オートマチックトランスミッション)、フルタイム4WDのバンモデル(5速マニュアルトランスミッション)、パートタイム4WDのバンモデル(5速マニュアルトランスミッション)といった順番になります。

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