商用車を高く売るにはどこに売ればいい?

商用車1
自動車の形態には、大きく分けて二つのものが存在します。

 

1つは非常に身近な存在である乗用車、自動車といえば乗用車を示すといったように普段皆さんがよく乗っている人間を乗せるために作られた車です。

 

そしてもう一つが商用車、商用車は仕事のための車で、人間だけでなく荷物も載せる事を考えて作られているもので、仕事以外の場面ではあまり乗る機会もないでしょう。

 

自動車形態が違うということは需要傾向も違うということで、それは中古車市場での需要も同じです。
要するに乗用車と商用車では中古車の価値の見いだし方が違うということです。

 

商用車の定義とは?どこまでが商用車?

商用車2

 

商用車とは主に仕事で使うための車で、それには人間の移動手段だけでなく、荷物を載せてそれを運搬する役目も与えられています。

 

規模としては軽自動車から大型トラックまでいろいろなものがありますが、一般的に商用車と呼ぶのは、普通免許で乗ることができるサイズまでのことを言います。

 

軽商用ワンボックスバン、軽トラック、軽ライトバン、ライトバン、小型トラック、ワンボックスバンといったものが商用車にあたります。

 

ライトバンはステーションワゴンのようなボンネットを持つスタイルのもので、リヤシートの後ろを荷室としたものを指し、多く物がその派生モデルとして乗用モデルのステーションワゴンを作ることが多くなっています。

 

トラックは1列シートあるいは2列シートを持ち、その後ろにオープンの荷台を設けているもので、軽自動車ではよく使われていますが、登録車では最近あまり使われなくなってきました。

 

ワンボックスバンは、いわゆる箱型のボディ形状を持ち、フロントシートやリヤシートの後ろに広い2台を持つもので、同時に乗用モデルのワンボックスワゴンも作られることが多くなります。

 

ナンバープレートは4ナンバーや1ナンバーで、4ナンバーは小型貨物、1ナンバー中型貨物といったものとされ、税金などが違います。

 

4ナンバーと1ナンバーの違いはボディサイズとエンジン排気量で、全長4.7メートル以上、全幅1.7メートル以上、全高2メートル以上、エンジン排気量2リッターオーバーのものを1ナンバー、それ以下のものを4ナンバーとします。
車につけられている装備はいたって簡素、エアコンもマニュアルエアコンのものがありますし、ウィンドウの上げ下げも手動式のものがあります。

 

こういったことになっている理由は、車両価格を安くするためで、導入費用を節約が求められる商用車ならではのことだと思います。

 

ですので、内外装もいたってシンプルで、乗用モデルのようにメッキパーツをたくさん使って高級感を出すようなこともしませんし、シートもビニールレザーやファブリックなどのメンテナンスがしやすい安価なものが使われています。
インテリアに関してもボディパネルの鉄板むき出しの部分が多く、ワゴンモデルのようなフルトリムというわけにはいきません。

 

商用車の需要は実は高い

商用車3

 

商用車は仕事のために購入するものですから、買う側もそれほどお金をかけたくありません。

 

そして、業務上の経費となる維持費も余りかけたくないので、自動車メーカー側も手間がかからないようなつくりにしたり、故障しないように丈夫に作ったり、価格を下げるために余計なものをつけず、製造コストを下げるといった工夫をしています。
それに乗用車と違って、ある意味で荷物が運べればいい、必要な人員を運べればいいと言った道具として扱われることが多いので、必要最低限の装備を付けるといった形で作られます。

 

実はそういったものはすべて商用車を求める方の意向をくんだもので、導入費用が安い=車両価格が安い、壊れにくい丈夫な車=定期点検を受けていればそれなりに乗り続けることができるようなもの、簡素なつくりとなる車を求めているわけです。

 

商用車の中古車需要

中古車においても基本的には新車需要と同じものといっていいでしょう。

 

ただし、中古車の場合は新車と違って、車の状態や走行距離、年式という要素が加わってくるので、少々複雑になります。

 

まず価格ですが、それはやはり安い方がいいわけで、乗用車のようにあえて販売価格の高いものを選ぶということはあまりありません。
次に状態ですが、見た目はやはり傷一つなく、ボディカラーも色あせていないものがいいのですが、乗用車と違って見た目は二の次であるため、多少の傷みは気にしません。

 

内装に関しては、そもそも上質なものを求めるような車ではありませんので、機能的に問題がなければいいわけで、乗用車では気に掛けるオーディオやカーナビなどもそれを最初から求めることは少なく、ラジオがついていればよく、カーナビが必要であれば、後から付ければいいといった感じとなっているようです。

 

エンジンやトランスミッションは、もともとそれほどいいエンジン、いいトランスミッションが載せられていないので、性能面を求めることはなく、故障しておらず正常に機能しているのであれば、高くは求めません。

 

トランスミッションでちょっと面白い傾向といえるのがマニュアルトランスミッションの需要です。

 

乗用車ではほぼオートマチックトランスミッションやCVTが採用されているものばかりとなっており、スポーツモデルの一部でしかマニュアルトランスミッションを選ぶことができなくなっていますが、商用車の世界では燃費面や故障の頻度、荷物を積んだ時と空荷の時のドライブフィールの違いから、今でもマニュアルトランスミッションが求められており、逆にオートマチックトランスミッションはハードユースの業界で好まれないといった形となっています。

 

こうしてみると同じ車でも乗用車と商用車では需要が全く違うということに気が付きます。

 

商用車は商用車として売る

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では、こういった商用車をより高く売るにはどうしたらいいかということになりますが、商用車を売却するにはこれといって特別な行動を起こす必要はありません。

 

中型トラックや大型トラックなどでなければ、一般的に普及しているいわゆる買取店と呼ばれるところにもっていけば売ることはできます。
しかし、ある一部の商用車以外はあまり高くはならないでしょう。

 

それもそのはず、一般の買取店は個人から乗用車を買い取ることをメインとしている業者で、先ほども言いました通り、乗用車と商用車とで価値の出し方が違う中で、乗用車目線で商用車の価値を決め、査定額を出したのでは高くはなりません。

 

具体的なことを言えば、商用車はほぼ毎日それなりの距離を乗ることがあり、平均して乗用車より走行距離が長くなります。

 

その走行距離を乗用車の査定基準に照らし合わせれば、それは走行距離の長い価値の低い車であるということになってしまうのです。

 

そこでおすすめできるのは、商用車専門店なるところです。

 

商用車専門をうたうだけあって、商用車ならでは価値の見いだし方を知っているので、一般の買取店より高くなることが多いようです。

 

ただ、1つだけ気を付けていただきたいのは、商用車専門とうたっている店舗には2種類あるということです。
1つはまさに商用車だけを扱い、商用車としての査定を行ってくれるところです。

 

買い取り専門で同グループ内の中古車販売店で直接販売するとか、同店舗で販売も行っているといった中古車販売店の買取サービスといったようなもので、こちらは確かに一般の乗用車目当ての買取店より高くなるでしょう。

 

しかし、もう一方の表向きだけの商用車専門というは一般の買取店とそれほど違いはありません。

 

こういった店舗は普通の買取店なのですが、「商用車専門」とか「商用車買取強化」などといって、あたかも専門店のように見せかけるところで、その内部は普通の買取店と同じです。

 

ひどいところでは同じ店舗で表の入り口は一般的な買取店の看板を出し、裏側に商用車専門店としての看板を出すといったところも存在します。
これを見分けるにはその店舗内に置かれているすでに買い取られている車を見るとよくわかります。

 

商用車がたくさん並んでいるのであれば、本当の意味での専門店であって、乗用車が混ざっているようでしたら、見せかけの商用車専門店といっていいでしょう。

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