エスクァイア売却のツボ

更新日:2018年6月1日

「 エスクァイア」2014年(平成26年)発売開始〜販売中

 

 

売却・下取り相場は?
・買取相場(予想)160万円〜230万円
・下取り相場(予想)150万円〜215万円

※あくまでこの相場は予想であり中古車の状態で買取額は大きく変化するので参考程度にしてください。

 

相場の変動⇒ヴェルやヴォクシーに押され気味?
と同系統のノアやヴォクシーなどと同じ要素が多い為差別化されておらず、こちらの中古需要はいまいちといえる。

 

@自分の車を知らずして高く売ることはできない・・・エスクァイアってどんな車?

ファミリーカーといえば昔は4ドアセダンだったり、ステーションワゴンモデルだったり、おじいちゃん・おばあちゃんが同居していたり、子供数が多い家庭ですとワンボックスバンを乗用モデルに転用してワンボックスワゴンを使うというのが定番でしたが、ここ最近はファミリーカーといえばミニバンのことを指すようになりました。

 

ミニバンはもともとはアメリカの多人数乗りモデルである「バン」から作られた車です。
日本では「バン」というと荷物を積むための商用バンのことを指しますが、アメリカではそれが乗用モデルであろうが商用モデルであろうが複数列のシートを持っていたり、たくさんの荷物を積むラゲッジスペースがあるワンボックス型、1.5ボックス型のボディを持つ車のことを総称して「バン」と呼びます。

 

アメリカのバンはアメリカ人の体のサイズに合わしたのか、全長5メートルオーバー、全幅2メートルオーバーといった非常に大きなボディサイズを持つことが多く、それでも都会を外れたところでは十分扱うことできるのですが、これが都市部となると大きなボディが邪魔となってしまい、フットワークが悪くなってしまうのです。
そこでバンをベースにボディサイズを一回り小さくして都市部でも使いやすくしましょうということで作られたのが、小さなバン、ミニサイズのバン、ミニバンなのです。
ですので、ミニバンにはベースとなるバンが必要になるわけですが、日本ではそもそもそこまで大きな多人数乗りモデルはなく、当時としてもキャラバン・ホーミー、ハイエースなどのワンボックスカーのロングモデルが一番大きな乗用モデルだったので日本では厳密にいえばミニバンというものが存在しないことになります。

 

日本ではバンを小さくしたミニバンというより、ワンボックスワゴンとして作られてきたものの後継モデル、装備豪華モデルというのが正しく、ボディサイズにしてもワンボックスワゴンより大きくなっていることがほとんどですのでミニバンと呼ぶのはおかしく、現在でもワンボックスワゴンと呼ぶのが正しい呼び方だと思います。
いつからワンボックスワゴンの豪華版をミニバンと呼ぶようになったのかというとそれはマツダが初代MPVを北米で売るようになった時にアメリカ国内でMPVと同規格の車が「ミニバン」と呼ばれていたことから、輸出仕様をミニバンと称して販売するようになり、国内でもワンボックスワゴンや1.5ボックスワゴンをミニバンと呼ぶようになり、それが野暮ったいワンボックスワゴンのイメージを払しょくすることができるということで他の自動車メーカーもそう呼ぶようになったというわけです。
確かにワンボックスワゴンというと「おじさんが運転する生活感たっぷりの車」といった感じがしますので販売的には効果的だったのでしょう。

 

ただ、呼び名はアメリカ的になったといっても中身はワンボックスワゴン以外の何物でもなく、現在発売されているミニバンを見ても最初からミニバンとして作られたものはわずかでそのほとんどがワンボックスワゴンの後継モデルなっています。
日産のエルグランドはキャラバン・ホーミーがベース、セレナはバネットがベース、のアルファード・ヴェルファイアはハイエースがベース、ノア・ヴォクシー・エスクァイアはタウンエース・ライトエースがベース、三菱のデリカD:5はデリカがベースとなって作られていて純粋なミニバンではなく、販売戦略的にそう呼ばれているだけのことで、それが一般化してしまっただけのことです。

 

現在のミニバンはボディサイズ・車格などによって3つに分けることができます。
一番上の位置にいるのが大型ミニバンと呼ばれるものでエンジンは2リッターオーバーの大排気量エンジンを積み、ボディサイズはアメリカのミニバンに匹敵するような全長約5メートル、全幅1.9メートルといった大きなボディを持ちます。
その多くが大型ワンボックスワゴンの派生モデルとして作られていて、車格が高く、装備もかなり豪華なものとなっているため新車販売価格がかなり高く、500万円を超えるモデルも存在し、そのためかファミリーカーといっても一般的なファミリー層に購入されることは少なく、それなりに経済力のあるファミリーや共働きのファミリー、自動車ローンという多額の借金をしてまでも見栄を張りたいファミリーなどに好まれているようです。

 

大型ミニバンのひとつ下のクラスとなるのが、中型ミニバンです。
中型ミニバンは小型ワンボックスワゴンと呼ばれていたモデルの派生モデルとして作られているもので、大型ミニバンが豪華一点主義で作られているのに対して、この中型ミニバンは経済性を重視して作られているものが多くなっています。
パワーユニットは2リッターNAエンジンが同クラスのエンジンを搭載したハイブリッドモデルであることが多く、スペック的には150ps程度に抑えてその分を燃費性能の向上に回します。
ボディサイズは基本的に5ナンバーサイズで、全長は4.6メートル前後、全幅は1.69メートル以下に収まることが多く、狭い道路でも比較的扱いやすくなっています。
装備は、そこそこのものが付けられていますが、販売面で有利なようにと「電動式○○」とか「パワー○○」とか「オート○○」といった装備が積極的に付けられています。
こういったところを見るとまさにミニバンの中のミニバン、ザ・ファミリーカーといっていいようなもので、車両販売価格意外にも燃費性能や税金といった維持費にまでメリットを持たせたミニバンがこの中型ミニバンであるといっていいでしょう。
車両価格が比較的安めに設定されているため、自動車ローンを組んで購入しても月々の返済が楽なことから一般的な経済力を持つ方なら問題なく買うことができます。
大衆ミニバンと呼べるのがこの中型ミニバンです。

 

そして一番下の位置となるのが小型ミニバンです。
小型ミニバンはコンパクトカーをベースにして作ったミニバンで、エンジン排気量も1.5リッター前後、ボディサイズも5ナンバー枠に収まる小さなものとなっています。
夫婦と子供2人といった人数が少なめな家族を想定して作られていて経済的にも楽ですし、小さなボディがもたらす取り回しのしやすさも持つため、ママさんドライバーからも支持されており、軽自動車の軽スーパーハイトワゴンと同じような扱いをされることもあります。

 

このように車格によって3つに分けられる和製ミニバンですが、もっとより細かく分類分けすると大型ミニバンと中型ミニバンにはボディの全高の高さによってトール型と低ルーフ型に分けられ、合計で5つに分類されることになりますが、ここ最近は低ルーフミニバンの実用性の無さが取りざたされるようになり、低ルーフミニバンが新たに作られることがなくなってきたことからこういった分け方はされない方向となりつつあります。
ただ、中古車市場では依然として過去のモデルがあるため、トールミニバンと低ルーフミニバンで分けて扱われています。

 

こういった形で存在する和製ミニバンですが、その中の中型トールミニバンとしてから販売されているモデルのひとつとしてあるのがエスクァイアというモデルです。

 

エスクァイアは過去からが中型ミニバンとして販売してきたノア・ヴォクシー兄弟車の新たな兄弟車として2014年に発売された3台目の兄弟車となります。
販売チャネル違いの兄弟車ですので、ノアもヴォクシーもエスクァイアも約95%は同じ部品を使って作られています。
この兄弟車はただ単に販売されている店舗が違うだけでなく、ターゲットとなる人間性に大きな違いが持たされています。

 

ノアは非常に中型ミニバンらしい車で対象となるオーナー層は、車にほとんど興味を持たずただ単に家族のトランスポーターとして車を必要としている方といったような大衆ファミリーカーとして存在している中型ミニバンにふさわしい形である場合と、お父さんには欲しい車があるのですが奥様や子供からOKが出ないため目的の車を買うことができないため妥協して仕方なくファミリーカーとして中型ミニバンを購入するといった場合に買われることが多くなるモデルです。

 

ヴォクシーは基本的にはノアと同じなのですが、家族からOKが出なくても多少なりともお父さんの意思が通る場合に、せめてもの反発ではありませんが、ノアよりも攻撃的な面持ちを持つヴォクシーを選ぶことが多いようです。
それからヴェルファイアを彷彿とさせる攻撃的なフロントデザインからとび職、土建業、トラックの運転手といった肉体労働系の仕事についているお父さんの中で車にお金をかけることができないといった環境におかれている場合にこのヴォクシーが選ばれることが多くなります。

 

そして最後に追加された形で発売されたエスクァイアですが、こちらはノアやヴォクシーとは発売され意味合いに違いがあります。
の中型トールミニバンとしてははっきりいってノアとヴォクシーで十分です。
なのにどうして後からわざわざエスクァイアが追加されたのかというとこれらのモデルの格上モデルとなるアルファードやヴェルファイアの価格が高すぎるからです。
大型ミニバンと中型ミニバンはボディサイズやエンジン排気量だけでなく、いろいろな面で高級感が違います。
それはかけられている生産コストが大きく違い使われている素材なども全く違うから仕方がないところなのですが、世の中にはアルファードやヴェルファイアといった高額な大型ミニバンを買うことができる経済力を持っていないのにそれを求めるといった現実逃避にも近い考えを持っている方がいて、人に威張れるような高級車は欲しいがそれを買うお金がないという方がたくさんいるわけです。
実はエスクァイアはそういった方たち向けに作ったモデルで、既に発売されている中型ミニバンを使うこと、ノアやヴォクシーのコンポーネントを使うことで開発コスト、生産コストを下げつつも、本革まではいきませんが合成皮革を使ったインテリアや簡単に高級感を演出することができるメッキパーツを使って、中型ミニバンに無理やり大型ミニバンと同等の高級感を与えた車を作ったのです。
一言でいえば、アルファードやヴェルファイアを買うお金がないのに高級感を求めるわがままな方向けに作ったモデルということです。

 

確かに一見するとノアやヴォクシーと比べると高級感というか、重厚感は増していると思います。
これで少しは高級車の乗っているようには見えますが、残念ながらそういったことが通用するのは車を詳しく知らない人間、女子供といった人間だけで、逆にエスクァイアがこういう車であるということを知っている人間からすれば、「見栄っ張りが乗る車」「自分の位置がわかっていない車」として見られることなります。

 

モデル構成としてはノアやヴォクシーに準ずることになり、2リッターNAガソリンエンジンを搭載したガソリンエンジンモデルと1.8リッターエンジンとTHS-IIの組み合わせとなるハイブリッドモデルがあります。

 

ハイブリッドモデルに搭載されているハイブリッドシステムの構成は1.8リッターの2ZR-FXE型エンジンと5JM型電気モーターの組み合わせとなりますが、この組み合わせは実はプリウスαと全く同じもの、要するに3代目プリウスのハイブリッドシステムを改良したプリウスαのハイブリッドシステム、1世代前のハイブリッドシステムをそっくりそのまま移植されているということになるわけです。
実にの車らしいところで、中型ミニバンといえば2リッターエンジンが一般的となっている中で1.8リッターエンジンとなっているのにはこういった理由があったようです。

 

グレード構成はガソリンエンジンモデル、ハイブリッドモデル共に装備の違いによるだけのグレードが3つ用意されていて、廉価グレードのXiグレード、HYBRID Xiグレード、標準グレードのGiグレード、HYBRID Giグレード、最上級グレードとなるGiプレミアムパッケージグレード、HYBRID Giプレミアムパッケージグレードとなります。

 

どうでしょうか、エスクァイアという車をご理解いただけたでしょうか。
自分の車を正しい目で再確認することが高額買取の第一歩となりますので、「もう知っているよ」とか「今さら知る必要はない」ではなく、しっかりと理解しておいた方がいいと思います

Aエスクァイアの中古車市場での需要傾向

ノア三兄弟全体としての中古車需要ははっきり言ってかなり高いものを持っています。
やはり典型的なファミリーカーですし、作りも一見派手に見えても無難、新車としても買いやすい価格帯になっているのに更に中古車となったことでは販売価格が安くなっているということもあるので、それが中古車需要に繋がってもおかしくありません。
しかし、それはノアやヴォクシーに需要傾向を含めて考えた場合です。

 

これがエスクァイアだけの需要傾向となるとなると話は大きく変わってきます。
例えばノアやヴォクシーである場合、それが新車であろうと中古車であろうとその車を買うことで、オーナーの人となりを想定されることはほとんどないと思います。
あるとすれば「中型ミニバンしか買えない経済力しか持っていないのね」とか良く言えば「家族思いのお父さん」、あるいは家族内でのお父さんの位置がわかる程度ですが、その辺は購入する時に覚悟ができているうえでの購入ですので、たとえズバリそういったことを言われたとしてもたいしたダメージはないでしょう。
しかし、それがエスクァイアとなると話は別で、兄弟車としてノアやヴォクシーがあるのにどうしてエスクァイアを買ったのかということが陰ながら追及されていくわけです。
確かにエスクァイアはノアやヴォクシーと比べて若干高い価格帯が設定されていますので、どうしてノアやヴォクシーではなく、まったく性能には違いがないのにエスクァイアなのでしょうか?

 

その答えは本当はアルファードやヴェルファイアが欲しかったからです。
「エスクァイアってどんな車?」の項目のところで説明しました通り、このエスクァイアという車は大型ミニバンのアルファードやヴェルファイアが欲しいが経済的にそれが無理である人間が買う車として、安く作れるノアやヴォクシーのコンポーネントを使って作った高級車っぽい大衆車です。

 

これを好んで買うということは自らの置かれている立場をわきまえず、高級車が欲しい、高級車っぽく見える車に乗りたいという意思が見え見えなのです。
要するにこの車に乗って街中を流しているだけで、見る人が見れば「中型ミニバンを買うことができる経済力は持っているが大型ミニバンを買うところまではいかない」とか「自分の経済力にあわない高級感を求める人間である」ということが簡単に想定できてしまうわけです。

 

エスクァイアという車の性質を知っている方であれば、こういった境遇に置かれてしまう車を好んで買うこともありませんのでこれだけでも需要がかなり少なくなります。

 

それからこれはハイブリッドモデルだけのことなのですが、ハイブリッドモデルに搭載されているハイブリッドシステムの故障が多いことから買い控えが起きているようです。
エスクァイアのハイブリッドモデルに搭載されているハイブリッドシステムは一世代前のTHS-IIで、3代目プリウスに搭載されているものとほぼ同じものとなります。
このハイブリッドシステムは2代目プリウスに初めて搭載されて以来、ずっと故障に泣かされています。
バッテリーの放充電不良、インバーターの異常過熱などたくさん修理されてきましたがそれがどういうわけか表の出ることはなく、知らない方は「のハイブリッドシステムは故障知らずだ」などというぐらい信頼してしまいますが実際には改良が加えられた新しいものでも昔と同じようなトラブルが頻発していて、特に新車から3年ぐらいで故障し始めることが多いため、それを知っている方は中古車でのハイブリッドモデルには絶対に手を出さないのです。
実はこれがのハイブリッドモデルの中古車市場での価値が低くなる最大の理由で、がT-UPやT-VALUEを駆使して中古車市場での価値のアップを試みても追いつかないほどの低下傾向を示しています。

 

従ってエスクァイアの中古車市場での需要の中心はガソリンエンジンモデルということになるのですが、実はガソリンエンジンモデルに搭載されている3ZR-FAE型エンジンにもトラブルが多発しています。
このエンジンには相変わらず燃費に固執するらしいバルブマチックという低燃費装備が付けられています。
バルブマチックは簡単にいえばバルブリフト量を変化させることができる機能のことなのですが、バルブマチックではこのバルブリフト量の変化をスロットルバルブとして使っています。
そうすることで従来のスロットルバルブと吸気バルブ間で生まれる吸気抵抗やポンピングロスをなくすことができ、それを低燃費につなげることができるのですが、構造が複雑になるためしばしばこの部分が壊れます。
主にコントロールユニットが壊れてしまうことが多いので、走っている時に突然エンジンが止まってしまったり、アクセルペダルを踏んでも全く反応しなくなったりといったことが起こったり、修理費用も10万円オーバーとなることで新車保証を受けにくい中古車としては手を出すのを躊躇してしまいます。

 

ハイブリッドシステムの故障やバルブマチックの故障はエスクァイアだけでなく、ノアやヴォクシーでも起こりますが、エスクァイアが作られた理由、エスクァイアのいる位置からくるオーナーに対する評価の悪さはノアやヴォクシーにはないデメリットです。
これがエスクァイアの中古車需要を低下させている最大の原因といっていいでしょう。

Bエスクァイアの中古車市場での供給傾向

エスクァイアは兄弟車のノアやヴォクシーの新型モデル発売から少し遅れて発売され、更に今回のモデルが初代モデルということからまだなじみがないことからも新車需要があまりなく、販売台数もそれほど多くありません。
当然のことながら3兄弟の中で一番売れていないのでそれだけでも中古車市場に入っている台数は少なくなっても不思議ではありません。

 

そもそもエスクァイアは今回、隙間を埋めるために急遽作られたようなモデルである意味でテストモデルとして販売されたものですので、も最初から大ヒットさせることは考えていなかったはずで、得意の販売戦略にもあまり力を入れていないことからも期待はされていないようです。
それにオーナーの気質が丸出しになるようなモデル、場合によっては辱めを受けるような車が売れるわけがありません。

 

ただ絶対的な新車販売台数が少ない中でも中古車市場には早い段階で流れてくることもあります。
これは主にハイブリッドモデルであることが多く、思ったほど燃費が良くないこと、3年ぐらいから故障が頻発することなどから手の負えないということで売りに出されることが多くなります。

 

高級感を求めてこの車を買ったのに燃費が悪いからといってすぐに売りに出してしまうのもエスクァイアを買う人らしい行動だと思いますが、そういったことで売りに出されたものであれば、とりあえず現状で故障などがないのでいいでしょう。
しかし、ハイブリッドシステムの故障が手に負えずに売り出した場合は故障車が売りに出されているということになり、ハイブリッドシステムの故障で売りに出されることがほとんどであることを考えれば、売りに出されるエスクァイアのほとんどが故障車であるということになります。
実はここに高額買取につながるヒントがあります。
ハイブリッドモデルで売りに出されるもののほとんどがハイブリッドシステムに欠陥を抱えているのであれば、その中で全くトラブルが起こっていないものがあったとしたら価値としてはどうでしょうか?

Cエスクァイアの減額ポイント

減額ポイントをおさえること無駄な減額を防ぐことができますので、しっかりと抑えておきましょう。
まずはこれはオーナーからしてみればどうすることもできない、ある意味で運を天に任せるようなことですが、需要傾向の部分でもあげましたように故障による減額が多くなっています。

 

一番多いのがやはりハイブリッドシステムの故障、ハイブリッドバッテリーの充放電不良、インバーターの発熱によるフェイルセーフモードへの移行などどれも30万円以上の修理費用が掛かる故障がかなりの確率で発生しているものです。
ハイブリッドシステムの故障で怖いのは最初は自分の勘違いであると思いがちであるところです。
例えば、ハイブリッドバッテリーが不具合を起こして、充電できる容量が極端に少なくなっていたとしましょう。
こういった不具合を起こすと当然ながら頻繁に充電しなければならないため、エンジンも頻繁にかかるようになります。
この時点でハイブリッドモデルであるメリットの多くを失っているといえるのですが、オーナーのほとんどはこの状態になっていることに意外と気が付きません。

 

日ごろから車に気を掛けている方でも「最近、エンジンがよく掛かるような気がするなぁ」と思う程度でそれが故障の前触れといいますか、初期症状であるとは判断できず、そのまま普通に乗り続けていってしまいます。
すると更にハイブリッドバッテリーの容量がどんどん少なくなってしまうわけですがじわじわとよわっていくことからそれでも不具合に気が付かないことがあるのです。
そして気が付かないまま自分の車には一切のトラブルはないと思いこんで査定に出して売買契約を結んだとしても実走テストがある再査定で買取店側が「???」と思うことから大減額されることになります。
ちなみにハイブリッドモデルでハイブリッドシステムのどこかにトラブルや故障が見つかるとかなりの額をマイナスされるか、ひどくなると買取を拒否されることもあります。

 

ハイブリッドシステムの保証は10万キロ保証、ハイブリッドシステムの不具合に早い段階で気が付けば無償で修理ができ、そのうえ買取店でも減額されないで済んだのに気が付かないということは恐ろしいものです。
これだけで30万円以上の金額が変わってきます。

 

それから次はガソリンエンジンモデルですが、これも同じようにバルブマチックの故障という減額ポイントがありますが、これもオーナー側がどうにかすることができないことでなるようなるしかありません。
ただハイブリッドシステムの故障よりははるかに少ないので、なった方は運が悪かったと思うしかありません。

 

そしてハイブリッドモデル、ガソリンエンジンモデル両方に言えることなのですが、外観をきれいにするよりインテリアをきれいにしましょう。
高級感のある中型ミニバンといっても結局はファミリー向け大衆ミニバンでしかありませんので、何よりもインテリアが大事です。
大事な割には子供たちにとことん汚されるのでそこをどうきれいにできるかが勝負所です。
買取店が常に減額できるところを探していてミニバンではインテリアの汚れが激しくなることがわかっているため徹底的にマークされます。
インテリアが汚いということは買取店が有利になるということですのでここは特に気を付けて査定前に一日かけるぐらいの気持ちできれいにした方がいいでしょう。

 

それからこれも仕方のない部分ですがボディ剛性が弱いことからくるボディからのキシミ音がよくでることからこれも減額ポイントになります。
修理ができない部分ですこれも運次第ということになります。

 

それからCVT、それなりに歴史を積み重ねてきた割には相変わらずトラブルが多いCVT、特にCVTオイルの汚れによる制御系の不具合が多く見られますので、それも実走付きの再査定でチェックされるようになります。
CVTのトラブルもいざ直そうとすると相当費用が掛かりますので減額も大きくなりがち、CVTオイルは交換しなくてもいいものではありませんので、日ごろから交換しておくことをおすすめします。

 

Dどこで売れば高く売れる?

エスクァイアは見た目ほど車格は高くなくノアやヴォクシーと同じ、ファミリー向け大衆ミニバンでしかありませんので、売却先として適当なのは、大衆車を得意とする一般の買取店となります。

 

一部でミニバン専門店なる中古車販売店がありますが、そういったところはミニバンはミニバンでも車格の高い大型ミニバンがメインであることが多く、中型大衆ミニバンであるエスクァイアはちょっと的外れです。
こういったところが自分の車を知っている・知っていないで大きな違いが出てくるところで、自分の持っているエスクァイアをきちんと大衆ミニバンであることがわかっていれば、アルファードやヴェルファイア、エルグランドなどが並んでいるミニバン専門店などで査定を受けるような馬鹿な真似はしませんが、それを知らずにの販売戦略にまんまと引っかかりこのエスクァイアを高級ミニバンだと勘違いしている方は堂々とミニバン専門店に持ち込んで白い目で見られながらも一般の買取店より安い買取金額で買取られてしまいます。

 

一般の買取店以外で高く売れる場所といえばあとはの車らしくT-UPがいいかと思います。
T-UPはが運営する買取店で、ただ単に車を買い取ってそれを転売して儲けを出しているだけではなく、自社の車の中古車の価値を上げるためのものでもあるのです。

 

中古車の価値というのは、中古車市場といったマーケット越しに一般消費者によって決められることになるわけですが、居パン消費者の目のというのは意外とシビアで正直であったりします。
が得意とする販売戦略で自社の車のイメージアップをしてもそれが通用するのは新車販売の時までで、一度でも一般消費者の手に渡り、実際に使われた時の感想を踏まえた中古車市場にはその販売戦略、イメージ戦略は通用せず、化けの皮がはがされた状態になってしまうわけです。
例えば、C-HRやCTがプリウス以外の何物でもないこと、エスクァイアが高級ミニバンではなく大衆ミニバンであると言ったようなことがばれてしまい、それが中古車市場での価値となって表れてしまいます。

 

は販売戦略、イメージ戦略だけで商売をしているようなところですからたとえそれが中古車の価値であっても価値の低下は好ましくありません。
そこで自らが買取店と中古車販売店をつくり、その2つで中古車を回すことで自社の車だけの価値を上げようとして、T-UPでは宣伝広告費として中古車市場の価値より高く買取り、T-VALUEではの認定中古車といった言葉を匂わせて高く売って価値が高いということを世間に知らしめようとするわけです。

 

だからT-UPではの車であるエスクァイアを高く買取ります・・・といっても微々たるものですが。

E実際の買取相場は?

一般の買取店における2018年現在での実際の買取金額を見ていきましょう。
ここでは年間走行距離を1万キロと想定して1年落ちの2017年式は1万キロ走行、2年落ちの2016年式は2万キロ走行といった形で年式が進むごとに走行距離が1万キロずつ伸びていくとしてみていきます。

 

まずはガソリンエンジンモデルですが2014年式が160万円ぐらい、2015年式が180万円ぐらい、2016年式が190万円ぐらい、2017年式が200万円ぐらいとなります。
続いてハイブリッドモデルですがこちらは、2014年式が120万円ぐらい、2015年式が140万円ぐらい、2016年式が185万円ぐらい、2017年式が220万円ぐらいとなっています。

 

この金額を見てわかることは、ハイブリッドモデルが思ったより高くならないということです。
新車市場ではガソリンエンジンモデルよりハイブリッドモデルの方が平均して40万円ぐらい高く売られていますが、買取店の買取金額の平均値を見ると2014年式、2015年式で40万円ほど、2016年式でやっと5万円ぐらいの差となり、2017年式でやっと20万円ほどハイブリッドモデルの方が高くなっています。

 

これが表すことは一般消費者や中古車市場がのハイブリッドシステムであるTHS-IIの故障が多いことを警戒しているということです。
それを証拠に年式が古くなればなるほどガソリンエンジンモデルとの差が大きくなっており、故障が少ないとみられる1年落ちや2年落ちぐらいでなんとか同じかハイブリッドモデルの方が高くなるといった状態になっています。

 

こういった傾向はハイブリッドモデルとガソリンエンジンモデルを同時に発売しているモデルで古くからあるもので、が大っぴらにしていないのにインターネット上の口コミなどでTHS-IIの故障の多さが報じられていることから信頼性、耐久性が低いことが知れたことで新車価格との逆転現象を引き起こしてしまっています。

 

実はこういった傾向も最近は変わりつつあり、より一層ハイブリッドモデルの価値の低下が見られるようになり、買取店での買取金額も低くなりつつあります。
その理由はTHS-IIの信頼性の無さが広まってきている、対策が取られていないということもありますが、一番の理由となるのは低燃費に固執する人が少なくなってきた、ハイブリッドモデルの低燃費性能をメリットとする方が少なくなってきたということです。
確かにガソリンエンジンモデルでもそこそこいい燃費性能を持つようになりましたし、枯渇が心配されていた石油の埋蔵量がかなり多いことがわかったために「石油を節約する」といった大義名分をしょい込む必要がなくなってきたのでいわゆる偽善的な需要が少なくなってきたということもあるのでしょう。

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