センチュリー売却のツボ

 

「センチュリー」1990年(平成2年)発売開始〜販売中

 

 

売却・下取り相場は?
・買取相場(予想)80万円〜700万円
・下取り相場(予想)70万円〜600万円

※あくまでこの相場は予想であり中古車の状態で買取額は大きく変化するので参考程度にしてください。

 

相場の一言メモ!⇒需要は少ないが高値の可能性あり
中古車としての需要はあまりないが、一部のマニアや法人車として需要がり高値になる可能性は十分ある。

 

@自分の車を知らずして高く売ることはできない・・・センチュリーってどんな車?

市販されている国産乗用車の中で我々一般人が一番縁遠い車といえばのセンチュリーのようなVIPカーではないでしょうか。
VIPカーはその名の通り、VIPな人間である皇室関連や政治家、国賓などといった人間から始まり、団体の代表や企業の社長、役員といったいわゆるセレブ層がリヤシートに座るために使われる車です。

 

同社のでいうところのクラウンやLSといった高級車もそういった方たちに使われることがありますが、これらのモデルはあくまでもパーソナルユースの車であってオーナーが運転席に座ってステアリングホイールを握るためのオーナーカーですので、VIPカーのセンチュリーとは全く違う車です。
事実、この車をマイカーとして購入して持っている方はほとんどおらず、たいがいのものが団体名義、会社名義として買われています。

 

センチュリーは1967年に初代モデルが発売されたという歴史の長いモデルで、長いのは歴史だけでなくモデルサイクルの長さも飛び切り長くなっています。
初代モデルは1967年から1997年に行われた初めてフルモデルチェンジまでの約30年間、2代目モデルも1997年から生産中止となった2017年までの約20年といったどちらも非常に長い間に渡って販売され続けてきました。
確かにセンチュリーの使われ方を考えれば一般的な乗用車のように5年と6年ぐらいでモデルチェンジする必要もないですし、消費者に媚びるためにマイナーチェンジなどもする必要はないのでモデルサイクルが長くなるのものわかるような気がします。

 

車自体は最高級VIPカーとして作れているだけあって、価格や燃費性能、動力性能、走行性能といったものにとらわれていないつくりとなっていますし、そもそもいろいろな車両データ自体が公表されていないので細かいことがわからないでいます。
それでも昨今のインターネットの普及によってからの公式発表からだけでなく、ユーザーや自動車関連企業からの情報があることでだいたいのことがわかるようになりました。
2017年まで発売されていた2代目モデルはセンチュリー専用エンジンとなっている5リッターV型12気筒の1GZ-FE型エンジンにトルクコンバーター式のオートマチックトランスミッション、四輪ダブルウィッシュボーンサスペンションといった形で作られています。
スペックとしては最大で280ps、49kgf・mといった現在ではそれほどハイスペックではないような数字ですが、このモデルが発売された1997年では大パワーを持つモデルとされていました・・・時代の流れを感じさせます。

 

実はこのセンチュリー、現状では生産が止まっていますが2018年にひさしぶりの新型モデルとなる3代目モデルが発売されることが決まっています。
詳しい内容は相変わらず公開されていませんが、LS600シリーズに搭載されているエンジンとハイブリッドシステムを移植したハイブリッドモデルとして作られるようです。
やはりの車である以上、世の中が低燃費に飽きが来ている状態でもハイブリッドモデルを作らざるを得ないのでしょう。

 

2代目モデルのモデルバリエーションやグレードといった概念は基本的になく、唯一選ぶことができるのはセレクターレバーの位置、センターコンソールにセレクターレバーを置くフロアシフトモデルとステアリングコラムにレバーを備えるコラムシフトモデルがあります。
価格は両モデル同一価格で2014年モデルで12538286円とVIPカーらしい高額なものとなっています。

Aセンチュリーの中古車市場での需要傾向

センチュリーという車はそもそも中古車販売店で売られているものを買って乗り回すといったような人間が乗るよ宇な車ではありません。
新車購入に関しても個人の好みなど全く関係なく、VIP用の車として団体や企業が値引きを求めることなく、必要な台数を事務的に購入するようなものですから、そもそも中古のセンチュリーなどあっても誰も買うことはないのです。

 

しかし、実際にはそれほど多くはありませんが、ときどき中古車販売店に並んでいるところを見かけます。
センチュリーのような車、はたしてだれがかうのだろう?・・・などと考えてしまいますが実はこういった車を好んで買う人間がいるようなのです。
中小企業の社長さん?それとも個人事業主の方?・・・家々全く違います。
年のころ、免許を取ってすぐの18歳ぐらいの方から25歳ぐらいまでの方、学歴は中卒か高校中退、あるいは工業高校、商業高校といった大学進学とは全く関係の無い高校を卒業した方、そして職業は土建系、とび職、運送系のアルバイト、正社員となっている方です。
いわゆるヤンキー車やVIPカードレスアップを好む方々です。

 

こういった方たちはどういうわけか新車では絶対に買えないような高級4ドアセダンを好む傾向があり、新車を買うまとまったお金がない、自動車ローンも組むこともできないことから新車が買えず、身の丈にあった10年落ち以上の中古車として高級4ドアセダンモデルを買います。
高級4ドアセダンといっても10年落ちとなると10万円以下で購入することができるので、まとまったお金がなくても何と買うことができるわけです。

 

クラウンシリーズやセルシオ、アリスト、セドリック、シーマなどを好む傾向があり、その車を購入して、シャコタンに太いタイヤ、メッキパーツをあちらこちらに散りばめて、マフラーは爆音、ヘッドライトやテールランプはスモーク化して、インテリアとしてキャビン内は土足厳禁、ダッシュボードの上とシートカバーには偽物のムートン、ルームランプに金メッキの鎖やハワイのレイを下げるといったドレスアップをします。
こういった車の扱い方、乗り方をする方が選ぶ車の中の最高峰として君臨しているのがセンチュリーの中古車なのです。
逆に中古車市場にあるセンチュリーはこういった方たちに買われるためにあるといっていいでしょう。

 

センチュリーといっても初代モデルや2代目モデルでも2000年式以前のものであれば150万円も出せば買うことができますので、こういった方たちがよく使う言葉を借りて言うとすると、気合を入れて買えば買うことができます。
ただ、エンジン排気量が大きく重量もあるため自動車税額の高さや車検費用、車検時に収めることになる自動車重量税額の高さ、そして一桁台の燃費性能からくるガソリン代がかかりすぎることから車検や故障、納税時期に合わせて短期間で再度売りに出されることが多いようです。

 

センチュリーは中古で買ってそれを乗り回すような車ではありませんので本来は中古車という概念はないといっていいものなのですが、一部の地方に住む若年層のヤンキー車、VIPカードレスアップを好む風潮によってかろうじて中古車需要が存在しているといっていいでしょう。
ただだからといって需要が高いというわけではなく、ヤンキー車やVIPカードレスアップ自体がかなり少数派ですし、地方を中心にわずかににぎわっているだけですので、一般の大衆車などと比べたら圧倒的に少ないといえるでしょう。

Bセンチュリーの中古車市場での供給傾向

センチュリーは社用車とか政府関係車両として購入されることが多いモデルですので新車としての販売台数自体が非常に少ないため、仮にそれらのものすべてが中古車市場に流れてきたとしてもその台数は通常の大衆車の1/20、軽自動車の1/100程度なります。
従って、中古車市場としての供給量は極端に少ないといえるでしょう。

 

供給量が多くなる時期はこの車の性質上、ワンオーナーカーに限ってですがまとまって売りに出されることが多く、3月の年度末、4月の年度初め、9月の半期末、10月の半期始めなどに売りに出されることが多くなります。
センチュリーの湾オーナーカーが中古車として売りに出されるのはその時だけであることが多く、それ以外の時期に売りに出されるものはヤンキー車やVIPカードレスアップ車として乗りまわされた2オーナー以上のものといった傾向となるようです。

Cセンチュリーの減額ポイント

センチュリーは中古車市場に流されて売買されるような車ではありませんし、現実的な台数もほとんどないことから買取店における査定もやり方が定まっていません。

 

通常、買取店では査定に出された車の価値を中古車市場の相場をフィードバックした相場で基本となる査定額を割り出します。
それには車種、グレード、年式、走行距離などといった要素を使うのですが、査定額はそれだけでなくそこから現物を見て発見したマイナス査定ポイントに沿って減額を行って最終的な査定額となるわけです。

 

売買実績がほとんどないセンチュリーでもとりあえず中古車市場の相場があり、それに伴って買取店ごとに買取相場は用意されているのでまずは査定額の基礎となる金額を割り出すことはできるのですが、問題はそこからでセンチュリーが査定に出されることが少なく、それを経験した営業マン、買取店があまりないのです。

 

早い話、どこをどう見ていいのか分からないのです。
とりあえずボディのキズやへこみ、シートの傷みなどはチェックして傷などを発見し次第、減額していくわけですが、壊れやすい部分とかトラブルが起きやすい部分などを知っている人間が査定をする側にいないので正確な査定額の判断ができないのです。

 

こういった時に買取店が取る方法は2つ、1つは相場から出された金額からごく一般的な減額ポイントとなる、エスくテリアやインテリアの汚れや傷み、オイル類や冷却水の漏れ、電装品の機能のチェックだけをしてそこから割り出された減額を起こったものを査定額とする方法、この方法を取った場合は買取店としてはかなりの「賭け」となりますので極端に高い査定額になるか、極端に安い査定額になるかのどちらかとなります。

 

そしてもう1つの方法は買取自体をしてくれないといった方法で、要するに「見てもわからないものは最初から見ない、下手に見て間違った査定額を出して損をしては大変だ」ということです。
このパターンは確実な商売しかしないチェーン展開をしている買取店でよく用いられます。

 

こういったことをまとめてみるとやはり売買の実績がないことや車自体のデータが公表されていないことから明確な減額ポイントは存在しないということになり、査定の際の減額も買取店側の胸三寸的な要素が強いといえるでしょう。

 

Dどこで売れば高く売れる?

センチュリーは一言でいえば高級車、高額車両ということになりますが、例えばメルセデスベンツのSクラスやBMWの7シリーズなどと比べてもちょっと違う車です。
オーナーが運転してどこかへ行くといったパーソナルカーではなく、お抱え運転手がいて自分は広いリヤシートでゆっくりくつろぎながら乗るといった車ですので、一般的な需要は本来はありません。
しかし、需要傾向でお話ししましたとおり、ヤンキー車やVIPカードレスアップのベースモデルとしての需要傾向があるため、そういった傾向に合わせた中古車販売店というものがあり、そういったところの買取サービスを利用することもできます。

 

ただ、そういったところでは経済的にかなり制約のある若年層を対象にセンチュリーを販売していますので買取金額に関してもたかくなることはなく・・・といいますが高くなりそうなものは買取れませんので、それそこ2000年より前に発売された初代モデル、それも走行距離が10万キロオーバー、20万キロオーバーといったかなりの過走行車で買取金額が50万円以下になるようなモデルしか扱えません。
ワンオーナーカーで年式もそこそこ、走行距離もそこそこ、まるで昨日まで大企業の役員が乗っていたようなもので買取金額も何百万円にもなるようなモデルはこういったところでは扱えませんので、価値の高いものでも買取金額や安くなってしまいます。

 

センチュリーの売却は価値の高いモデルと価値の低いモデルとで売る場所が全く違ってくることになりますのでのその見極めが大事です。
それをどう判断するかはこればかりは素人の判断では心もとないので、実際にいろいろなところで査定をしてその金額からこれから売ろうとしている自分のセンチュリーがどういった位置にあるモデルなのかということ判断するしかありません。
その中で価値が高いモデルと判断できた場合は、高額車両やVIPカー(本当の意味でのVIPカー)を専門的に扱っている中古車販売店で売るといいでしょう。

 

一方、査定額が50万円を切るようなモデルの場合は既に高額車両でもVIPカーでもなくなっていますので、売る場所はヤンキー車やVIPカードレスアップ車を扱うところで売ります。
こういった中古車販売店は店頭に並ぶものや広告などに出されている中古車にダーク系のボディカラーのアリストやクラウン、セルシオなどが多いのですぐにわかると思います。
メッキパーツをふんだんに付けたものやシャコタン、センスの悪い大径アルミホイールが付けられている車も多いのでそういった点を目安に店舗探しをしてもいいでしょう。

 

一般の買取店で売るのもいいですが、価値の高いモデルはそれほどいい値段になりませんし、価値の低いモデルは買取不能ということになることもありますので、とりあえず処分したいという方であればいいですが、より高く売りたいと思っている場合はやはり専門店的な中古車販売店で売るべきだと思います。

E実際の買取相場は?

センチュリーは古くは1967年から販売されているモデルですが一般向けの車ではないため新車販売台数もさることながら中古車としての販売実績、買取店などでの買取実績などもかなり少なく、そして更にワンオーナーカーの場合でそのほとんどが下取りされてしまうため、買取をされて中古車市場に流れてくるということが更に少なくなります。

 

その結果、中古車市場においても明確で安定した買取相場というものがない状態となっており、その場その場で対応しているというのが現状です。
下記に挙げる買取相場はそういったことで得られた数字ですので正確性はあまりありませんが目安としてみていただければと思います。

 

まずは1967年から1997年まで発売されていた初代モデルは基本的に価値はつきません。
時々、ヤンキー車を取り扱うようなところで10万円ぐらいで買い取られることもありますが、かなり稀なことでこのモデルは価値ゼロといっていいでしょう。
次に1997年から2017年まで発売されていた2代目モデルですがこちらも2000年式以前のモデルはほぼ価値はゼロといっていいでしょう。

 

値がつき始めるのは2001年式あたりからで、年間1万キロ走行として17年落ち、17万キロ走行としてみると買取金額5万円ぐらいとなります。

 

こういった傾向は2005年式ぐらいまで続き、2006年式あたりから価値が上がってきて買取金額もだんだん増えていくといった傾向となり、2006年式12万キロ走行で約10万円ぐらい、2007年式11万キロ走行で約30万円ぐらい、2008年式10万キロ走行で約51万円ぐらい、2009年式9万キロ走行で約120万円ぐらい、2010年式8万キロ走行で約200万円ぐらい、2011年式7万キロ走行で約280万円ぐらい、2012年式6万キロ走行で約360万円ぐらい、2013年式5万キロ走行で約420万円ぐらい、2014年式4万キロ走行で約490万円ぐらい、2015年式3万キロ走行で約680万円ぐらい、2016年式2万キロ走行で約765万円ぐらい、2017年式1万キロ走行で約820万円ぐらいといった買取金額となります。

 

新車価格は高くても何しろ一般的な需要が全くない車ですので、どうしてもこういった低い金額になってしまうようです。

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